薬の保管方法
心とからだのヘルスコーチ
薬をすすめない薬剤師の
奈美江です
先日のブログでは、
薬の使用期限についてお話ししました
そのブログを読んでくださった方が
「薬は冷蔵庫に入れていたら良いですよね?」
とおたずねがありましたので
今日は
「薬の保管方法」についてお伝えしますね
薬の保管場所としては
●冷蔵庫
●救急箱
●たんすの引き出し
というお宅が多いと思いますが
薬の保管で一番大事なことは
1.高温
2.多湿
3.直射日光
この3つを避けることです
湿度が高いので、台所やお風呂、洗面所に
近いところや、高温になる車の中も避けてください
エアコンつけているし大丈夫
という声も聞えますが
1日中ついていればまだよいですが
外出する際エアコンを切ってしまうと…
高温多湿になってしまう可能性もあります
また、直射日光についても
窓越しに光が入ってきて
たんすの引き出しや救急箱に当たっている
冬場は弱いですが夏場は結構
日の光で熱くなっているかもしれません
薬を置いている場所に
日があたってないかチェックしてみて下さい
では、どこに保管するのがよいのか
薬の種類別に保管場所をお伝えします
①錠剤・カプセル・粉薬:室温(1~30℃)保存
(乾燥剤を入れた密閉できる容器を利用するのもOK)
②水剤:冷所(1~15℃)保存
③坐薬:冷所保存のものと室温保存のものがある
④点眼剤(目薬):冷所保存のものと室温保存のものがある
(遮光袋に入れて保管のものもあり、その場合はその袋に入れて保管)
⑤軟膏類:室温保存(一部冷所保存のものあり)
⑥注射:冷所保存(凍結避ける)のものと室温保存のものがある
温度と湿度と光に気をつけて
室温保存の薬の場合は
涼しい場所、最適な場所をお家の中で
見つけてください
いつもお読み頂き
ありがとうございます
このブログは私の知識や
経験からの見解であることを
ご了承ください
なおご質問等がありましたら
コメント欄に記入して頂ける
と嬉しいです
ブログにてお答えさせて
いただきます