血圧測る理由は?


心とからだのヘルスコーチ
薬をすすめない薬剤師の
奈美江です



こんばんは


前回
自宅での血圧の測定方法を
お伝えしましたが



ブログを読まれた方から
「素朴な疑問なのですが…
なぜ血圧測る必要がある?」


「そもそも普段から自宅で
血圧測る人がいる?
うちには血圧計ないわ」
とご質問がありました



確かに
何か頭痛がするとか
動悸がするとか

何か変な感じにならないと
もしかして血圧が高い?
に結びつかないし

まして血圧を測ってみよう
なんて思わないですよね


さらに高齢者と一緒に
生活されている方なら
家に血圧計があるかも
しれないけど


そうでない方は家に
血圧計がない確率が高い
ですよね











では
なぜ血圧を測る必要が
あるのでしょうか



あなたは
ご自分の血圧の数値
だいたいどれぐらいか
知っていますか?



厚労省では
20歳以上の男女の高血圧の
患者さんは1000万人以上で



一方
日本高血圧学会では
それ以上の4300万人以上と
推計されています



この差3300万人あるって
どういうことでしょうか?



厚労省の数字は
医療機関を受診した人から
算出されたものなのです



ということは
残り3300万人は
本人も自覚していなくて
高血圧なのに
医療機関を受診してない人たち
ということになります



高血圧は
生命の危機を招く
恐れがあるため

別名:沈黙の殺人者
(サイレントキラー)
と言われています


生活習慣病用語辞典によれば
サイレントキラーとは
これといった自覚症状がないため
危険を自覚しないまま放置され
知らないうちに進行し
ある日突然
命にかかわる状態となり
初めてことの重大性に
気がつく病気のこと
と記載されています



血圧が高くなることで
心臓や脳、腎臓などの病気
(心筋梗塞、狭心症、脳こうそく、
クモ膜下出血、腎不全など)を
招きかねません



血圧を測る理由は
これを未然に防ぐため
身体からのサインに早く
気付くために
ご自分の血圧がどれくらいか
知っておくこと



つまり
普段から血圧を測るという
習慣をつけることが
大事なのです




いつもお読み頂き
ありがとうございます
このブログは
私の知識や経験からの
見解であることを
ご了承ください

なお
ご質問等がありましたら
コメント欄に記入して
頂けると嬉しいです
ブログにてお答えさせて
いただきます

血圧測る理由は?” に対して1件のコメントがあります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です