副作用は漢方薬にもあるある!
心とからだのヘルスコーチ
薬をすすめない薬剤師の
奈美江です
こんばんは
「漢方薬って
副作用がないから安全よね!」
という声を耳にしたので
今日はその誤解を
解きたいと思います
「漢方薬は副作用がない」 ✖
↓
「漢方薬も副作用はある」 〇
では実際にどんな副作用が
漢方薬にあるのか
見ていきましょう
【漢方薬の副作用の例】
☆甘草(かんぞう)を含むもの
(葛根湯、小青竜湯、麦門冬湯など )
・顔や手足が浮腫む
・尿量が減る
・まぶたが重い
・血圧が上がる
・頭痛
・咳、息切れ、呼吸困難
・全身倦怠感
・黄疸(白目や皮膚が黄色い)
☆麻黄(まおう)を含むもの
(葛根湯、小青竜湯、麻黄湯、薏苡仁湯など)
・動悸
・不整脈
・血圧が上がる
・過剰な発汗
☆附子(ぶし)を含むもの
(牛車腎気丸、麻黄附子細辛湯など)
・冷や汗
・強い動悸
・吐き気
他にも
病状によっては
一部の漢方薬を飲むと
危険な状態になるものも
あります
「えっ、ウソ~!
漢方も副作用があるじゃない」
今までの誤解を
解いて頂けたら
それでOKです
どのお薬もそうですが
副作用がないものは
ありません
だから
お薬によるリスクを回避するなら
◆自分勝手に薬を飲まない
◆飲んでいる薬の有無を伝える
◆指示された通り服用する
◆いつもと違った症状が出たら
必ず、医師や薬剤師に伝える
これが鉄則です!
いつもお読み頂き
ありがとうございます
このブログは
私の知識や経験からの
見解であることを
ご了承ください
なお
ご質問等がありましたら
コメント欄に記入して頂
けると嬉しいです
ブログにてお答えさせて
いただきます