血圧の薬とグレープフルーツの飲み合わせ
心とからだのヘルスコーチ
薬をすすめない薬剤師の
奈美江です
こんばんは
先日より
食べものと飲み合わせが
悪い薬がある
とお伝えしていますが
今日はその第3回目です
今回は
実際に飲んでいる方が
多い薬の登場です
B. 薬の作用が強くなってしまう-①
☆グレープフルーツ
(果肉・ジュース)とNGな薬
●一部の血圧降下剤
<カルシウム拮抗剤>という
グループに入るもの
(代表的な薬の名前)
アダラート、カルブロック、アテレック
コニールなど
●一部の高脂血症剤
(代表的な薬の名前)
リポバス、リピトールなど
●一部の免疫抑制剤
サンディミュン、ネオーラルなど
グレープフルーツに含まれる
ある成分が
肝臓での薬の成分の分解を
阻害(妨害)して
血液中の濃度が高くなり
薬の効きすぎが起きて
しまいます
血圧の下がり過ぎ
頭痛やめまいなどの症状を
引き起こす可能性があります
血圧の薬も飲んでる
コレステロールの薬も
グレープフルーツは
よく食べるわ~
知らずに食べてたわ!!
柑橘系のくだもの
大好きなのに
もう食べれないの?
というお声も
聞こえてきそうですが
まず大事なことは
今飲んでいるお薬が
該当するのかどうか
かかりつけの薬剤師や医師に
確認することです
そして
もし該当していたら
グレープフルーツは
我慢していただいて
影響のない他の
柑橘系の果物を
食べるようにしてください
参考までに
下記に載せておきます
<影響のない柑橘系>
温州ミカン ネーブルオレンジ
バレンシアオレンジ 伊予かん
ポンカン デコポン レモン
かぼす すだち ゆず きんかん
お薬でわからないこと
気になることは
悩まずに
遠慮なく薬剤師に
「ちょっと教えて!」
とひとこと
声をかけていただくだけで
あなたの安心と安全が
セットでやってきます
では今日はこのへんで
次回は
飲み物との組み合わせです
お楽しみに!!
いつもお読み頂き
ありがとうございます
このブログは
私の知識や経験からの
見解であることを
ご了承ください
なお
ご質問等がありましたら
コメント欄に記入して頂
けると嬉しいです
ブログにてお答えさせて
いただきます