マグロのお刺身と薬の飲み合わせ
心とからだのヘルスコーチ
薬をすすめない薬剤師の
奈美江です
こんばんは
先日のブログで
食べ物と飲み合わせが
悪い薬がある
とお伝えしました
今日は
そのお話しのつづきです
A. 薬で食品の害が起きてしまう
☆マグロ、さば、イワシ等とNGな薬
●一部の結核薬
(イソニアジド、イスコチン)
魚に含まれるアミノ酸の一種
ヒスチジンが、細菌によって
ヒスタミンという物質に変化
します
通常は
体内で解毒されるので
問題ありません
上記の薬は
解毒する際の酵素を
ブロックしてしまい
解毒されないヒスタミンが
血中に増えます
時間が経ってしまった
お刺身などは
ヒスタミンが増えやすいので
中毒症状(頭痛、発疹、嘔吐、
動悸など)が出る
可能性が高くなります
だから
お刺身はできるだけ
新鮮なうちに
いただくようにしましょう!
☆チーズとNGな薬
●一部の結核薬
(イソニアジド、イスコチン)
●一部のパーキンソン薬
(エフピー)
チーズなどに含まれる
チラミンは
交感神経を興奮させる
作用を持っています
通常は、酵素によって
コントロールされていますが
上記の薬は
この酵素をブロックするので
興奮状態になりやすい
のです
そこに
チラミンを含むもの(※)を
食べると
更にチラミンの量が増え
交感神経が興奮し
チラミン中毒
(血圧上昇、顔面紅潮、頭痛)
になる可能性もあります
※他に、サラミ、ソーセージ、ソラマメ、
コーヒー、ワイン、ビールなど
結核やパーキンソンの薬は
一般的にあまり
飲んでいる人はいないのでは?
と思う方も
いらっしゃるでしょう
でも
大切なご家族や友人などに
伝えてあげることで
どなたかの
お役に立つこともあります
ぜひ
シェアしてくださいね!
いつもお読み頂き
ありがとうございます
このブログは
私の知識や経験からの
見解であることを
ご了承ください
なお
ご質問等がありましたら
コメント欄に記入して頂
けると嬉しいです
ブログにてお答えさせて
いただきます